ブレーキバランスと駆動輪の関係

ブレーキの前後バランスをチューニングで設定するとき、駆動輪の前後・Allって考慮すべきなのだろうか。


いや、昨日Porsche911シリーズで全車フロント45%にして走ったとき。
RRのクルマでは後ブレーキが強すぎる感じがしたものの、AWDのクルマではブレーキバランスが適正に感じたのですよ。
なぜか、と考えたときに。今自分はクラッチMTで走ってるので、減速時に強いエンジンブレーキをかけることができるんですね。下手したらシフトロックさせちゃうぐらいに。アシストのABSはオンで走ってるのですけど、エンジンブレーキにはABS効かないので(笑)、シフトロックもするわけなんですが。
ブレーキバランスはあくまでもフットブレーキの強さのバランスを決めるもの。
……ということで、フットブレーキエンジンブレーキが加わってどうなるかを考えないといけないの??となったわけですね。


Porsche911の場合はRR車のほうが重量は後ろに偏っていて、AWD車だとデフだとかが前輪につくぶんだけフロントに重量が戻るわけですが。
その一方でエンジンブレーキの効きを考えるとRR車は後輪にだけ効くのに対し、AWD車は全輪に効くわけで。同じブレーキバランスだとRR車のほうが後輪にだけ強いブレーキがかかることになるのではないかと。
今回たまたまPorsche911だけブレーキバランスいじってみたのですが。ほかのクルマにこれを広げようとしたとき、FF車はどうなる、FR車はどうなると考えると。
FF車はフロントに重い物がまとまってて重量バランスはフロントに偏っているからブレーキもフロントを強くしてあげなきゃなんだけど、一方でエンジンブレーキは前輪にだけかかるから実はそんなにブレーキバランス偏らせる必要はないのかもしれず?
FR車は前後の重量がさほど偏ってなく若干前よりなんだけど、エンジンブレーキは後輪にだけかかるから、ブレーキバランスはどうしたらいいんだ??
などなど、疑問が疑問を呼んだわけです。


とりあえず、Porsche911に関しては。AWD車はフロント45%で統一。RR車はフロント47%で統一としてみました。
さてさて、どうなりますことやら。