Porsche911のブレーキバランスで失敗

ブレーキのアップグレードで、基本的に「レース」にアップグレードしているのだけれど。
ブレーキ圧の前後バランスや強さはこれまでチューニングでいじってはこなかった。
デフォルトのままの前後50:50、強さ100%でも特段不満を感じなかったから。
まだそこまで腕がなかったということもあって。


昨日、せっかくブレーキを「レース」にしてあるんだから、前後バランスぐらいはいじったほうがより短い距離で止まれるかなーということで、チューニングに手をつけてみることにした。
クルマの重量バランスが前後50:50に近い車だと標準値が適正でいじる必要なしだから、前後重量がアンバランスなクルマからいじってってみよーー、ということで候補になったのがPorscheの911シリーズである。
996GT3とか、997GT3,997GT2など911シリーズがいっぱいガレージにあるわけなんだけども。
おおむねこれらRRのスポーツグレード911の前後重量比は38:62ぐらい。
ということは、ブレーキングのときにフロントに荷重がかかることを見込んでブレーキバランスは40:60=フロント40%にしてみたらどうか?と単純に考えてしまった。で、そのとおりチューニングしてまわった。


昨夜の練習会で、そうしてフロント40%にチューニングしたPorsche996GT3を初めて実走させてみたところ。
ブレーキングですぐリアがブレイクして左右にぶんぶんお尻をふる。とても扱えたものじゃない。
あれーー?996GT3ってこんな変なクルマじゃなかったはずなのに、と数周回っててはたと気がついた。
『ブレーキバランス後ろに振りすぎでブレイクしてるんじゃん!?』
その時一緒に走ってたメンバーにボイチャで、「Porsche911でブレーキバランスどの位後ろに回します?」って聞いてみたら、4%分とかって答えが返ってきて。「重量バランスが40:60なんでフロント40%にしたらおしり出まくりなんですが」って現状報告したら、「それは変えすぎ!」って言われた。
とほーーーーー!!


じゃあどのぐらいが適正なのかなぁ。
フロント45%ぐらいにしてみて走ってみるか。