タイヤのキャンバーと温度分布

Forza3では、というかこの部分はForza2のとき既に実現されていたことなのだけれど、足回りのアライメントでキャンバーを調整することができ(スプリング・ダンパーにレースサス必須)、そのうえで車の走行中に360fpsで変化し続ける4輪すべてのキャンバー角度を計算し、そして4つのタイヤの外・中・内の3点で温度変化を随時算出していたりする。

キャンバーというのは、タイヤを地面に対して車の内側向けて倒したり外側向けて倒したりするアライメント。
内側向けて倒す(最近の車はほぼこれ)のをネガティブキャンバーといって、Forza3のチューニング項目ではマイナス数値を設定する。
外側向けて倒す(パワーステアリング普及前の昔はこれが普通だったのかな)のをポジティブキャンバーといって、Forza3のチューニング項目ではプラス数値を設定する。
〔画像出展wikipedia


で、「外・中・内の3点で温度変化」と「キャンバー」は密接に関わってくる。
キャンバーによって、タイヤのどの部位が重点的に地面と接するか変わってきて、それにより温度も変化するわけだからね。


でだ。
Forza3をプレイしててオンラインに接続してる人は、ぜひ私のA富士見ダウンヒルのランクインリプレイを再生して、テレメトリでキャンバー変化と温度分布変化を追って欲しい。特に後半。
(再掲するけど84位 3:37.200 Skyline R32)
この車のチューニングで、ネガティブキャンバーを-1.0度つけている。
ということは、地面と多く接するのはタイヤ内で、内から温度が高くなりそう……に思いませんか?
フレンドの9shinsaiさんとしゃべってても
> キャンバーをネガ側に強くつけるとイン側をより使うので
> イン側の温度が上がるはずです。
と言っている。自分もそう思ってた。
ところがテレメトリで確認すると、タイヤは外側から熱くなり、最後のほうは120度近くなって外側だけ温度イエローになっていたりする。
なんでだろう?
こういうもの???
分かる人がいたらコメントください。