クラッチとミッションの取り扱い

Forza3をプレイするうえで、アップグレードとドライブスタイルに重要な接点のある問題があります。
それは、「クラッチありMTでプレイするかどうか」です。


プレイスタイルがATだったりクラッチなしMTだったりした場合。
アップグレードパーツのクラッチやミッションの項目にある、「シフトチェンジタイム-0.03s」といった性能が効いてきます。
クラッチやミッションをレースグレードにすることで、シフトチェンジが速くなるのです。それは直線加速に大きく効いてきます。
このためATプレイの場合、クラッチ・ミッションのアップグレードは最初にすることと言っても差し支えないぐらい重要なところで、私もATプレイだった時期は必ずそうしていました。


ところがクラッチMTプレイとなると事情は変わってきます。
自分のシフトチェンジ操作次第で、スパッと一瞬でシフトチェンジが完了してくれるのです。クラッチやミッションのグレードに関係なく。フルノーマルであっても。このあたり、Forza3開発陣の作り込みが甘いなぁーーと思わざるをえないところなのですが。バグっぽい仕様とはいえ、ゲーム内の取り扱いとしてこうなのですからしかたありません。
ミッションは、まだファイナルギアの調整・全ギアの調整といったチューニング上の必要性があってアップグレードすることはありますが。
クラッチについては、クラッチMTプレイする上ではアップグレードする意味は全くなくなってしまいました。現実のクルマであれば、大出力エンジンにチューンしたら、そのパワーを伝え受け止めるためにはクラッチのアップグレードは必要なわけなんですけれど、Forza3では必要じゃないわけなんですね。1000馬力にしたエンジンにノーマルクラッチでも全然問題ない。壊れたりもしない。
ま、しょせんゲーム、と割りきって楽しむのが正しいかと思います。
そうしてクラッチをノーマルのままに据え置くことで余ったPIをエンジン強化などに振れるというのが、クラッチMT操作のウマーなところということにもなります。


私も、AT時代にAT前提で組んだパーツを、クラッチとミッションをノーマルに戻して、そうすると車種によっては20ぐらいPI余るので、それでエンジン強化するということを始めました。
まだまだ500台のガレージのなかにはその手がついてないものも多いですが。気がついたところから、という感じでやっていってます。
ですので、今後、私がこのblogで公開していくであろうアップグレード構成の中身は、クラッチMT操作前提となります。
ATな人には必要な、クラッチ・ミッションのアップグレードがありません。そこはプレイスタイルに合わせてアレンジしてみてください。
なお、このblog開始当初は私もAT派だったので、その時代に公開したエントリではクラッチ・ミッションをアップグレードしていることと思います。お暇な方はご確認ください。「あー、たしかに」って思われることでしょう。