RX-7(FD3S)の感想

RX-7(FD3S)をBクラスにした記事は書いたものの、長くなりすぎて車としての感想を書くスペースがなくなってしまったので、あらためてここで車としての感想を書いてみたいと思います。

なんていうのかなーー、いかにも工業製品づくりに長けた日本人が創ったスポーツカー、という感じでしょうか。
独特の魅力がアリ、かといってフェラーリのように芸術品のような繊細さまではもちあわせずどこか庶民的なところがアリ。
ちょっとグラマラスっぽいところもあるけど実用性は損なってないというか。
余談ですが私はRX-7シリーズのなかではFC3Sが一番好きなんですよー やっぱりあの端正というか直線主体でスパっと切れてるところが魅力的。FD3Sはちょっと丸すぎるかなー


Forza3の中で運転するには、FD3Sいい車ですねぇ。フロントミッドシップな重量配分といい、理想のFRスポーツだと思います。
FC3Sと違い、タイヤを太くできるのも初心者むきかと。
エンジンのトルクが細い(低回転域)というのはよく言われますが。うーん、自分程度の腕だとよくわかりません。


ただやっぱ、スポーツカーのエンジンの魅力っていうのには音も重要だというのはつねづね述べてきているところですが。
その「音」、ということに関して言えばロータリーエンジンはいまふたつというところで魅力的じゃないと思うところですねー
低回転域でぼわーっとふぬけた音がするというのは有名ですが、高回転まで回しても音の主たる要素は変わらないというか。こう気分を高揚させるような官能的なサウンドっていうのがロータリーからはないように感じます。
Forza3でサーキット攻めてても、そこがなんか物足りないんですよねー。
もっとこう刺激的な音が欲しい!


私の好きなクルママンガに、週刊ヤングマガジンで連載されていた「湾岸MIDNIGHT」っていう、公道バトルマンガがあって。これにもよくFD3Sが取り上げられるんですけども。
この「湾岸MIDNIGHT」の中では、ロータリーエンジンは「どこまでも回ろうとするフィーリング」と称されています。
Forza3でもね、このどこまでも〜というフィーリングはあるように思うんですよ。ゲームなのに。おもしろいでしょ。
ただそのフィーリングとは裏腹に、標準エンジンではレッドゾーンが意外と低くて7000rpmなんですね。あんまり回せない。
ローターをレース仕様にしたら9000rpmぐらいまで行くのかなー、そこまでアップグレード試したことないので分からないんですけど。
Bクラスまでだとローター交換しないんで、標準レブリミットなんです。音やフィーリングがもっと回ろうってしてるけど7000rpmに達しちゃってシフトアップしないといけない、というのがどうもこの感覚のズレっていうのかな、生じるように思います。なんかもどかしい。吹けきってシフトアップという気持ちよさがない。
そこは残念に感じました。


あと残念といえば、Forza3になってリアウイングがなくなったことですね。
羽なしとFORZAウイングの2種類しかない。社外ウイングがひとっつもない。
なんでだー?
Forza2のときは社外ウイングが2つぐらいあったはずなのに。許諾とれなかったのだろうか?
FORZAウイングだと抵抗になりすぎるけど、かるーくダウンフォース欲しいって時につけるウイングがないのが痛い。Cクラスで乗ってて、羽なしだとやはりちょっとリアがふわふわ浮いて不安定な感じがするんです。
ウイングなしでは高橋啓介レプリカも作れないしー(笑)


なにはともあれ。もう実車は廃盤になってしまって新車に乗れないRX-7(FD3S)ですが。
Forza3の中ではいろいろいじくりまわって、うまくなければまた元に戻すのも簡単にできるし、どれだけ乗り回ってもボディにやれがきたりもしませんので。
ゲーム内で思う存分乗ってみるのもいいんじゃないでしょうか。